清水は27日、蛇塚グラウンドでナビスコ杯東京戦(31日、松本)へ向けて始動した。この日はMF伊東とMFフェルナンジーニョ、FW矢島が部分合流を果たしたが東京戦出場は今週の状況次第で、別調整組の大量復帰は厳しい見込み。長谷川監督は「ナビスコで、どこまで可能性を持った選手がたくさん出てこられるか、チームに風を起こしてくれるかが大きい。1試合で満足せず、もう1度という気持ちを全体が持てるかだと思う」と、磐田戦に続き全選手に期待した。

 28日には浜松大との練習試合が決定。指揮官は「少し試したいところがある。どうなるか見てみたい」とメンバーの再選考も視野に入れており、磐田戦で出場機会のなかった選手にも再アピールのチャンスが巡ってくる。練習試合から激しい競争を繰り広げ、静岡ダービーを制して得た勢いを継続させていく。