<J1:大分1-0神戸>◇第14節◇29日◇九石ド

 攻撃布陣をテコ入れした大分が、ホーム4連勝を飾った。11試合ぶり先発のFW前田が、前線でボールをキープ。「神戸のボランチとDFの間が空いているということだったので、引いて(ボールを)もらえるとチャンスだと思っていた」。基点となった前田がMFエジミウソンら中盤選手もからむ分厚い攻めを引き出し、主導権を握った。「前田は前線でキープし、ペナルティーエリア内では個人技術で相手に脅威を与えた。守備面でも貢献してくれた」とシャムスカ監督も満足そうに振り返った。