ウイルス感染症からの復帰を目指すG大阪MF遠藤保仁(28)が当初の予定より10日も早い6日のナビスコ杯準々決勝第2戦横浜戦(ニッパ球)でベンチ入りする可能性が出てきた。チームがオフだった7月31日、2部練習を行い、最後に100本近いFK練習で感触を確かめた。

 「当たりは全然だけど、まだ軽く蹴っただけ。少しずつ強度を上げていく」と充実の表情。復帰戦の前倒しについて「監督次第だけど、順調にいけば、ないことはない」という。7月14日に退院したころは16日大宮戦(NACK)が復帰の目安だったが、ここに来てペースアップした。実戦勘とスタミナに課題が残るため「現状では90分は厳しい。復帰戦は途中からになると思う」と話した。