J2山形が、今週末の最初の「関門」を突破した。20日のC大阪戦(長居)に備え、19日午後に空路で大阪入りした。チームを不安にさせたのは、台風13号の近畿地方接近。仙台空港発の大阪・伊丹行きが欠航になった場合を想定し、仙台→東京→新大阪の新幹線指定席も予約していた。航空機が悪天候で伊丹に降りられない場合は、神戸空港に回ることも確認。小林監督は「飛行機に乗っても、東京や福岡に降りたら意味がないから」と、万全を期したことを明かした。結局、曇天の中、定刻の午後4時に伊丹到着。チームは無事に前日移動を終えた。C大阪戦では、DF小原とレオナルドが9試合ぶりに先発センターバックを組み、DF石井は右サイドバックに回る予定。持ち前の堅守で連敗回避を目指す。