ピクシー名古屋は28日、悲願リーグ初Vへの大一番となる浦和戦(瑞穂陸)に臨む。27日は愛知・豊田市内で約1時間の最終調整。いつも通りのメニューで準備を整えた。ストイコビッチ監督は「相手が浦和であろうと、今年ここまでやってきたようにプレーするだけだ」と揺るぎない自信を示した。

 この日、暫定首位の大分が横浜に敗れ、勝ち点、得失点差ともに名古屋と並んだため、総得点で大分を上回る名古屋が暫定首位に立った。この結果を受け名古屋−浦和戦は、勝ったチームが今節終了時での首位に立つ文字通り「首位攻防戦」となった。

 名古屋にとって今季3勝3勝計11得点と圧倒してきた浦和は“お得意さま”。同監督は「3ゲームで11ゴールだ。この結果からウチは大きな自信を得た。今回も勝つために、選手がすべてを出してくれるはず」。“眼下の敵”浦和をたたきのめし、首位固めに入る。