<練習試合:熊本7-1福岡>◇13日◇雁の巣(45分×2本)

 一体感のない福岡とは対照的に、積極的な攻撃の中心になったのが熊本FW町田多聞(26)だった。後半開始早々に1点を奪うと、29分、33分に連続得点でハットトリックを達成。町田は「昨日(12日)天皇杯で負けたので、さらにトップの残り試合が少なくなった。全員が上で出るために、目指しているサッカーができたと思う」と話した。J2では5試合すべて途中出場で、まだ69分しかピッチを踏んでいない。「スタメンでも、サブでも、試合に絡んでいくには、こういうところで結果を出すしかない」と、リーグ終盤での出場へ猛アピールを見せた。