<J1:清水3-1G大阪>◇第30節◇26日◇日本平

 「清水の岡ちゃん」の勢いが止まらない。清水FW岡崎慎司(22)がG大阪戦で1得点を挙げ、チームを3-1の勝利に導いた。これで北京五輪後のリーグ戦10試合7発!

 神戸FW大久保の出場10戦6発を超える好調ぶりだ。日本代表定着と、11月1日ナビスコ杯決勝大分戦に向けて弾みをつけた。

 後半5分に岡崎が放ったシュートは、ブロックに来た相手DF山口に当たってコースが変わり、ポスト左に外れそうな軌道だった。これが右へ戻ってきてゴール左隅に吸い込まれる。「ラッキーゴールだけど、自分らしいかな。入ってよかった」。乗ってる男には、運も味方したようだ。

 北京五輪では全3戦に出場しシュート1本の無得点に終わった。「もっとシュートを狙わないと」と猛省し、意識を変えたとたんに得点ラッシュ。活躍が認められ、15日のW杯最終予選ウズベキスタン戦の日本代表メンバーに選ばれた。代表合宿中には、セルティックMF中村に「思い切りやって1点取れば自分のペースになるから」と助言された。岡崎は「最も難しいことを言われました」と苦笑しつつ、「とにかくシュートを打つ」を再認識。この日の得点も「打てると思ったので迷わなかった」と右足を振り切った。

 11月1日のナビスコ杯決勝には、清水にとって12年ぶりの優勝、01年度天皇杯以来のタイトルがかかる。「ワクワクしていますね」と岡崎。絶好調男は、サポーターに「優勝しまーす!」と勢いよくV宣言した。【浜本卓也】