日本代表の森保一監督(57)が17日、都内で取材に応じ、代表にコーチとして加わった元日本代表MFの中村俊輔氏(47)について語った。

ワールドカップ(W杯)北中米大会まで2カ月のタイミングで異例の入閣。すでに充実したコーチ陣がそろうが「スタッフ全体の役割であったり、スタッフワークというのは、もうすでに確立しているところでありますけど、そのスタッフ全体のサポートしてもらいながら、選手個々にアプローチをしてもらいたいと思ってます」。

さらに「またセットプレーの部分で彼が持っているものをコーチ陣のアイデアとして、さらにこれまでの経験を生かしてもらったり、PKという部分でも、勝つ可能性を上げるために最後だわっていきたいと思いますのでいろんなことを考えてもらいながら、チームに貢献してもらえれば」と「黄金の左足」を武器にセットプレーからチャンスを演出してきた経験値にも期待を寄せた。

中村氏がメディアの現地解説として参加していた英国遠征後に欧州で会食する機会があり、熱意を伝えた。「我々がワールドカップで勝つ可能性を上げるために、世界一を目指して戦う中で、俊輔の力は必要だ」と口説き落とした。

中村氏のレジェンドぶりもコーチ就任の一助となった。遠征では、選手の方から歩み寄って話しかける様子がしばしばあった。そんの場面を見ていた森保監督は「選手からのリスペクトもあるなということも感じさせてもらった。そういうことも含めて、絶対に我々のチームの一員としてもスムーズに溶け込んでもらえる。そしてチームの力にもなる」と確信を強めていた。【佐藤成】