キングカズが移籍後最長プレーでピッチを駆けた。J3福島ユナイテッドFCのFW三浦知良(59)が5日、仙台市内でJ2ベガルタ仙台とのトレーニングマッチ(45分×2)に先発出場。2本目開始7分まで、約52分間プレーした。シュートこそなかったが、パスやポストプレーなどでアピールした。試合は、仙台が4-3で勝利した。
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今季最長プレーのカズがピッチを駆け回った。福島の細かいパスをつなぐサッカーを体現しながら、時折ポストプレーを見せるなど、アピールを続けた。先月22日の新潟医療福祉大とのトレーニングマッチでの45分間を超える、移籍後最長となる約52分プレー。順調な調整ぶりをうかがわせた。
「戦友」との再会にも笑みを浮かべた。仙台の森山佳郎監督(58)とは、94年の日本代表、ファルカン監督時代にプレーをともにした。「いつも後ろから盛り上げてくれて、明るい性格でいつもにぎやかにしてくれた印象がありますね。監督として頑張っている姿を見るととてもうれしく思いますし、今日も久しぶりに会うんですけど、話をできて良かったです」。現在は指導者とプレーヤー、立場は違えど刺激を受ける存在であることに変わりはない。
開幕節のヴァンフォーレ甲府戦では先発で約20分出場し、1795日ぶりにJリーグ公式戦のピッチに立った。第4節からは6試合連続でベンチ入りするも、第5節のAC長野パルセイロ戦で後半追加タイムで約2分間のプレーのみにとどまる。次の出場機会のために、日々鍛錬を積んでいる。「(今日は)52分くらいやれたので、少しずつ時間も伸びている。本番の試合はベンチには入っていますけど、なかなか出場は出来ていないですが、出たときにしっかりできるように、練習試合も大事にしながらコンディションを上げていけたらと思います」。カズの挑戦は続く。【高橋香奈】



