<J1:清水3-1G大阪>◇第30節◇26日◇日本平
G大阪が1-3と清水に完敗し、7位に後退した。前半38分に先制され、後半2、5分にも失点。MF遠藤保仁(28)の出場停止も響いて、途中出場のFWロニーが1点を返すのがやっとだった。首位鹿島が東京に敗れたが、残り4試合で勝ち点差は6のまま。逆転Vどころか来季アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権が獲得できる3位川崎Fまで4差で、それすら危うくなってきた。
情けない…。4日前に浦和を破ってACL決勝に進んだG大阪が、違うチームのような醜態をさらした。攻守に精彩を欠き3失点。ナビスコ杯準決勝で敗れた清水に、また力負けした。西野監督は「ビッグゲーム(浦和戦)の後で、遠藤もいない。こういう中でもやらないと…。(今後に向け)厳しいですね、この敗戦は」と力なく言った。
首位鹿島が敗れた。勝っていれば勝ち点3差に迫っていた。肝心なところで9月13日名古屋戦以来、公式戦10試合ぶりの黒星。DF加地は「上位との差を縮められなかったのは苦しい」とため息をついた。残り4試合。鹿島が2勝すれば、得失点差で20の差をつけられている現状から、V逸が事実上決まる。それどころか、来季ACLの出場圏内の3位川崎Fまでも4差と他力。今季ACLで優勝しても、来年は挑戦できなくなるかもしれない。
次節の11月8日東京戦(万博)は、5日のACL決勝アデレード戦第1戦(万博)から中2日のハード日程。初のアジア王座に近づく一方で、リーグ戦はがけっぷちに追い込まれた。【北村泰彦】




