特例でU-19日本代表より、ナビスコ杯出場を優先された大分MF金崎夢生(19)が、ニューヒーロー賞(賞金50万円)に輝いた。23歳以下の選手を対象として報道関係者の投票をもとに選出された。「受賞はチームメートのおかげ。サポーターやいろんな方々に感謝したい」。高卒2年目の今季、リーグ開幕からトップ下のレギュラーを獲得し、ナビスコ杯も8試合に出場。クラブを初の予選突破、決勝進出に導いた創造性ある攻撃の印象度も選考で評価された。

 サウジアラビアで開幕したU-19アジア選手権の代表候補だったが、犬飼日本協会会長の最終判断で優先出場が決定。その決戦前のプレゼントに「U-19にも行きたかったし、決勝では中途半端なプレーはできない。負けるために東京に来たわけじゃない。MVPとの2冠?

 チームが勝つことが第一です」と、気持ちを引き締めていた。