左太もも裏を痛めている大分MF高橋が15日、リーグ逆転優勝へのカギとなる次節鹿島戦(23日・九石ド)出場にゴーサインを出した。この日午前、大分市内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受診。当初は肉離れを起こしている可能性も考えられていたが高橋は「肉離れではなかった。週明けから(全体練習に)合流できる」と話し、鹿島戦までの復帰にメドが立った。

 13日の練習中に痛め、14日の練習も途中で切り上げていた。J2福岡と練習試合を行ったこの日も、クラブハウスで治療に専念。高橋の代役に起用したMF小林亮がFW高松の先制点をアシストし「高橋が無理でもメドが立った」とシャムスカ監督を喜ばしたが、高橋本人は鹿島戦先発に意欲満々だ。「すごくモチベーションは高い。ふつふつと沸いてくるものがある」と鹿島戦へ闘志をみなぎらせていた。