名古屋がJリーグ開幕(7日、対大分)に向け「ピクシー襲撃」で一丸になった。ドラガン・ストイコビッチ監督の誕生日だった3日のトレーニング後、愛知・豊田市内の練習場ピッチ上で選手が同監督の顔面に、紙皿に盛った生クリームをぶつける「サプライズ・プレゼント」を見舞った。周囲は大爆笑で、大盛り上がり。FW杉本は「開幕前っていうタイミングも良かったし、チームがひとつになって、試合に向かっていける」と話した。

 昼休みにクラブ関係者から贈られたケーキを報道陣に投げ付けるポーズで笑いを取ったピクシーが、夕方にはクリームにまみれた。DF吉田の一撃を合図に計6選手からの、不意打ち。生クリームにまみれたピクシーは“犯人”の特定に必死で「6人はクビ」と笑わせたが、超ご機嫌。「甘いし、いい気分だ。グランパスはいつもエンジョイ」と44歳のバースデーに、自ら「ファミリー」と呼ぶチームの一体感を感じていた。【八反誠】