J1磐田の柳下正明監督(49)が、O-30(30歳以上)の選手に「2部練習禁止令」をだした。大久保グラウンドで行われた16日の練習では、30歳以上のGK川口、DF鈴木、茶野、FW中山が午後練習を免除。午前のフィジカル練習のみの参加となった。同監督は「彼らには経験がある。コンディションを維持していってくれればいい」と、免除の理由を述べた。

 20日の鹿島戦(カシマ)でリーグ戦再開を迎え、残り21試合を見すえた指揮官は「ヒデ(鈴木)の状態がいい。DF陣になにかあればいつでも入れる」と、控え組のバックアップに期待。「今後も(2部練習免除は)続けていくと思う」と、チーム一丸となってシーズンを乗り切る構えだ。