オカ&ヨンセンの2トップが「アベック弾」で一発回答を示した。J1清水FW岡崎慎司(23)と、FWフローデ・ヨンセン(35)は22日、ホンダFC(JFL)との練習試合(30分×3)に先発。ともに1ゴールずつを挙げ、次節東京戦(25日、アウスタ)に向けて弾みをつけた。前日、長谷川健太監督(44)が出した2トップへの「ゴール量産指令」に、さっそく応えてみせた。

 2人の「点取り屋」が、確かな手応えをつかんだ。まずは、岡崎。1本目の20分、ヨンセンからパスをゴール前で受けると、相手DFを寄せ付けず左足でゴールネットを揺らした。その4分後、今度はヨンセンが、MF兵働の左CKに打点の高いヘディング弾を決め「相棒」に続いた。

 2枚格下のJFLとの試合だったが、2人ともそれぞれの特徴を発揮。岡崎はDFラインの背後を奪う、一瞬のスピードで得点を挙げ、ヨンセンもポストプレーでの高いキープ力に加え、長身を生かした空中戦からの得点で続いた。試合後「いい形で次の試合に生かせると思う」と岡崎。ヨンセンも「動きに変化をつけた。(2人の関係は)よかったと思う」と話した。

 前節大分戦(1●2)では、2トップそろってシュート0本に終わり、チームも最下位相手に敗退。前日、長谷川監督が敢行した「2トップ緊急ミーティング」から、わずか1日で結果を出した。指揮官も「2トップの関係でも点が取れた。悪いイメージで(東京戦に)入るよりは、点を取っていいイメージで入った方がいい」とうなずいた。

 今季の東京は公式戦4戦で未勝利(1分け3敗)。「難敵」との対戦となるが、ヨンセンは「ナーバスになる必要はない。いよいよ(東京に)勝てるときがきた」と自信を見せ、岡崎も「ここまできたら自分たちのスタイルを貫くだけ」と、力を込めた。そして最後に2人は「試合を楽しむことが大事」と、充実した表情で口をそろえた。【為田聡史】