右足小指痛を抱えるC大阪のMF香川真司(20)が、チームのJ1昇格決定直後にも手術を受けることが30日、分かった。クラブ幹部が「本人は昇格決定後、すぐにでも手術を受けることを望んでいる」と説明。香川は海外移籍を熱望し、オランダ1部のVVVから12月下旬に練習参加の要請を受けている。本人も前向きで万全の体調で臨むためにも、患部にボルトを入れ固定する手術を受ける予定だ。

 次節11月8日草津戦(長居)に勝てば昇格が決まるため、レビークルピ監督は「(先発で)使う考えがある」と期待する。だが、この日も別メニューで調整。練習後には大阪市内の病院で患部の経過観察を行った。香川は「昇格が決まれば、治療に専念する。今は次の試合に勝つことだけを考えたい」と話した。