G大阪が建設を目指す新スタジアムについて、金森喜久男社長は17日に会見、建設候補地の万博がある吹田市側と誠心誠意交渉を進めていく考えを明かした。昨年12月に吹田市の阪口善雄市長が3月議会での建設地承認を公約したが、これを先送りした上に、G大阪の負担する建設資金を上方修正。建設地決定は不透明になり、完成は最短で13年度中にまで遅れる方向になった。しかし、同社長は「4、5月に結論が出るように吹田市と話し合いを続けていく」と説明。仮に“破談”となれば、JR高槻、同茨木駅周辺の候補地に方針転換する可能性も示した。