Jリーグは3月6日に開幕する。4-3-3の新システムに取り組む清水長谷川健太監督(44)は、敵地に乗り込む広島戦の対策として“波状攻撃”がカギになることを示唆した。

 清水は2日、疲労回復と筋肉に適度な刺激を与えるため、室内でサーキットトレーニングを行うなど、約1時間半の軽めのメニューをこなした。長谷川監督は「今日は休み明けだったので。明日からは、広島の対策をガンガンやっていくつもりです」と、残り3日で「広島シフト」に取り組むことを明かした。

 昨季は開幕から2戦連続ドローと出遅れた。広島とはホームで1-1、アウェーでも0-0で未勝利に終わった。それでも、時には5バックにもなるなど堅守を誇る相手を崩す手応えを、2月28日の新潟戦で得ていた。先制点を奪った場面だ。クロスに対して味方4人が反応し、ゴール前で2次、3次攻撃を仕掛け、FWヨンセンが放り込んだ波状攻撃だ。指揮官は「ゴール前に人がいたから点が取れた。勝負どころでの迫力は必要」と強調した。

 MF兵働昭弘主将(27)も「セカンドボールを拾うことが重要。しっかり対策を立てて準備したい」と話す。今季から採用した4-3-3は、束にかかって攻撃するためのシステム。引き分けはいらない。勝ちきるための形に磨きをかける。【神谷亮磨】