<天皇杯:新潟2-1町田ゼルビア>◇9日◇東北電スタ◇3回戦

 新潟黒崎久志監督(42)が町田ゼルビア相馬直樹監督(39)との「元鹿島」対決を制した。前半にFW田中の2ゴールでリードしたが、後半に反撃を食らい1点差。JFL勢相手に辛くも逃げ切った。黒崎監督は「最低限の目標は達成できた」と安堵(あんど)の表情だった。現役時代に鹿島で苦楽をともにした仲間とあって、相馬監督率いる町田を「後ろからどんどん飛び出してくる、彼らしいアグレッシブなサッカーだった」とたたえた。