関東大学サッカーオープニングフェスティバルとして、練習試合2試合が都内の西が丘サッカー場で行われた。デンソー杯(3月2日~、宮崎)に出場する関東選抜Aチームが、昨季インカレ王者の専修大に3-1で勝利した。

 U-19(19歳以下)日本代表で主将を務めたMF六平光成(中大3年)が先発出場。トップ下で攻撃の起点をつくった。「パスをつなぐ選手が多いので、トップ下はやっていて面白い。もっと縦パスを狙っていきたい」。U-19選手権(AFC)では8強止まりで、U-20W杯への出場はできなかったが、昨年のユニバーシアード夏季大会では3大会ぶり5度目の優勝に貢献した。

 視野の広さと柔らかいパスからの展開力は大学生のホープ。Jクラブのスカウト陣も注目する。六平は「強さとプレーの精度を上げて、ゴールも狙っていきたい。(進路は)各クラブの練習に参加してから決めたい」と言った。

 ◆六平光成(むさか・みつなり)1991年(平3)1月16日、東京都生まれ。U-18、19日本代表。11年ユニバーシアード夏季大会では、準決勝で先制点を挙げ、決勝でもアシストするなど優勝に貢献した。父は俳優の六平直政。176センチ、66キロ。