川崎Fの新人DF実藤友紀(22)が「ラグビーモード」でデビューを目指す。今日20日C大阪戦(金鳥スタ)でベンチ入りが濃厚。初出場の可能性がある。16日からはU-22代表合宿(豊田市)に参加し、18日に川崎に戻りクラブの練習に復帰。こんな強行日程の時こそ発揮するのが、かつて名門・早大ラグビー部でトレーナーを務めた大塚潔氏(27)に、高知大時代に教わった体調管理だ。

 当時は同氏による講義もあり、実藤は「練習後はジャンクフードでも何でもいいから食べることが大事」という教えが印象に残っているという。現在、大塚氏はラグビー・トップリーグのヤマハ発動機でコンディショニングコーチを務める。実藤は高校時代までFWも経験しており「チャンスがあったら前に出て行きたい」。時にはラガーマンのように突き進んでゴールも狙う。【由本裕貴】