J2札幌MF古田寛幸(20)が“なでしこイズム”を注入する。チームは14日、札幌・宮の沢で紅白戦などを行った。今季無得点と苦しむ古田だが、女子サッカーW杯ドイツ大会決勝に進出したなでしこジャパンの進撃から、難敵にも立ち向かう積極性に触発された。16日の水戸戦(札幌厚別)は、日本女子の“たくましさ”も取り入れ、今季初得点につなげる。
練習前、準決勝の日本対スウェーデン戦のハイライトをテレビでチェックした。「大舞台でも余裕を持って恐れずプレーしている。そういう部分を学んでいければ」。取り入れられるものは貪欲に吸収する。
今季13戦942分無得点という現状に、オフ開け12日の練習前に石崎監督と沖田コーチから“問題集”が渡された。古田の愛媛戦のプレーと、好調栃木のキーマン水沼のプレーが編集されたDVDだった。「これを見て古田がどう考えるか。本人に気づいてもらうことが大事。それができる選手」と同コーチ。自主性を尊重して奮起を促した。
「こうした方がいいと感じることがあった。あとは試合で実践するだけ」。精神、技術両面での“プチ改造”を図り、水戸戦での爆発に結びつける覚悟だ。【永野高輔】



