【ナッシュビル近郊(米国)10日(日本時間11日)=永田淳】FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に臨む日本代表が、ベースキャンプ地のトレーニング施設で初の全体練習をを行った。
練習前には“メンター”としてチームに帯同しているMF南野拓実(31=モナコ)がスピーチを行ったといい、MF伊東純也(33=ゲンク)は「チャレンジャーとしてやっていこうみたいな、士気を上げる感じのことを言っていた」と紹介。この言葉が、多くの選手の胸に響いたようだ。
GK大迫敬介(26=サンフレッチェ広島)は「けがでW杯に出られない拓実くんが、ああやって前に出て、出られない選手が僕たちをしっかりと全力でサポートするというメッセージをくれた。僕らには想像できないほど悔しい気持ちがあると思うけど、僕たちを支えるという発言をできるのは、自分たちにとっても彼の分までやらないといけないという気持ちになった。彼がこのチームを引っ張ってきたからこそ、このチームに関わる意味は大きいと思う」と反応。GK鈴木彩艶(23=パルマ)も「プレーしたい気持ちがある中でサポートに回ってくれたところで、この代表に懸けている思いが強いんだなと感じたし、そういった選手の分もしっかりとした戦いを見せないといけない」と思いを強くした。
伊東によると「最初ちょっと笑いを誘いながら、その後シリアスに話していた。彼の人柄もあっていい感じにいっているのかな」という“手法”で行われたスピーチは、4日後に迫った初戦のオランダ戦(ダラス)に向けてチームを雰囲気を1段階上げるものになった。


