FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会に出場するポルトガルは、ホームで行われた国際親善試合でチリを2-1で下した。

前半終了間際に両チームが大乱闘。ポルトガルのFWラファエル・レオン(ACミラン)とチリのDFロマン(アトレチコ・ミネイロ)が一発退場となった。

0-0で迎えた前半45分、ポルトガルが左サイドから攻め上がった。DFカンセロ(バルセロナ)と防いだチリの選手が球際で争い、このプレーを機に小競り合いに。そこに割って入ったロマンをレオンが突き飛ばすと、両軍入り乱れての大乱闘に発展した。レオンはパンチを繰り出し、それにロマンも応戦。最後にロマンが顔を押さえてピッチに倒れ込んだ。主審は両選手にレッドカードを提示した。

W杯でも活躍が期待されるレオンは試合後に自身のSNSを更新。「退場処分についてですが、私はただチームメートを守りたかっただけで相手(ロマン)を傷つけるつもりは全くなかった」と記した。

ポルトガルは10日にナイジェリアと国際親善試合を行う予定だが、同国のスポーツ紙ボラによると、レオンはそこで出場停止になるものの、W杯1次リーグK組初戦(18日)のコンゴ戦は出場できる見通しとのこと。チリは南米予選最下位でW杯出場を逃している。

試合はW杯6大会連続出場となるポルトガルのFWロナウド(アルナスル)が先発。スーパースターは大乱闘後、前半限りで退いたが、代わりに出場したFWゴンサロ・ゲデス(レアル・ソシエダード)が後半13分にスルーパスに抜け出して先制。同30分にはMFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)が右足で鮮やかなミドルシュートを決めた。試合終了間際に1点差に迫られたが、そのまま勝ちきった。