アニキは札幌に残る!

 札幌MF河合竜二(34)が5日、札幌市内のクラブ事務所で1回目の契約更改交渉に臨んだ。チームは、来季の条件提示を済ませており、既に来季残留は確定。今後は、条件面の詰めを行う。若手が増える来季に向けて「選手だけでなく、フロントや強化にも思ったことをどんどん言っていく」と、選手側のご意見番としての役目も担うことを誓った。

 クラブをより良くするために、主将が嫌われ役になる。来季はユースから6人が昇格する半面、財政的な問題で芳賀、高木純ら主力ベテラン勢が戦力外になるというつらい結果になった。「悔しさ、寂しさは伝えた。彼らの分は残されたやつらがしっかりやらないと。チームを良くするために選手としての意見は包み隠さずに言っていきたい」。厳しい現状は理解しつつ、クラブ改革のために全力を傾ける。