磐田は13日、磐田市内で静岡産大と練習試合(45分×2本)を行い、2-0、4-0で圧勝した。関塚隆監督(52)指揮での初の対外試合で、主力が主に出場した2本目は、ゴール前でMF山田大記(24)松浦拓弥(24)が裏への飛び出しやパスワークで相手を翻弄(ほんろう)。速い攻守の切り替えや、有効な縦パスもあり、和歌山キャンプの成果を発揮した。関塚監督は「両チームとも0で抑えたし、攻撃でも1人、2人と(裏へ)抜ける場面が出てきた。攻守の切り替えはもっと徹底しなければ」と振り返った。明日15日はアウェーでリーグ首位の大宮と対戦。山田は「きょうは難しいことをしなくても崩せる相手だったので…。上の相手でもやれるようにしないと」と気を引き締めた。