J2に降格した磐田の高比良慶朗社長(60)は7日、磐田市内のクラブで、仕事始めの訓示を行った。「J2で正月を迎えたことは大変、悔しくて厳しい年だと自覚している。こういった年は、今年が最初で最後にしないといけない」と決意を語った。さらに加藤久GM、服部年宏強化部長もスタッフの前であいさつした。加藤GMは、横浜から正式オファーが届いたFW前田遼一(32)について「ジュビロの顔ですし1年で昇格するために重要な選手。契約も残っているし相手にも出せないと返事をしている」と話した。

 複数クラブからオファーが届いていたDF藤田義明(30)とMF山本康裕(24)は残留が決定。MF小林裕紀(25)は新潟への移籍が決定的だ。また、MF菅沼実(28)の鳥栖への期限付き移籍が発表された。