日本代表のMF遠藤保仁(34)が、所属のG大阪との契約を延長したことが分かった。クラブ幹部が28日、認めた。当初は今季までの契約だったが、さらに約2年間の契約を結び直した模様だ。この日は34回目の誕生日。既にベテランの域に達していることから“生涯ガンバ”が現実的になった。

 前日に沖縄1次キャンプから帰阪したばかりの遠藤は「熱の冷めない限りは現役を続けたいと思っている。刺激のあるものに当たれば冷めない」。今年6月のブラジル大会でW杯3大会連続の代表入りが確実。38歳で迎える4年後の18年ロシア大会さえ視野に入れているようだ。4大会連続の代表となればGK川口能活(J2岐阜)に並ぶ。

 今季も現役を続ける46歳、J2横浜FCのカズことFW三浦知良の存在も大きかった。「あそこまで情熱があるのはすごい」と敬意を払う。カズの姿勢を見習い、海外移籍も封印してG大阪の再建に全力を注ぐ。