首位パリサンジェルマンがFWカバニとFWイブラヒモビッチのゴールなどで、ホームでギャンガンに6-0で圧勝し、リーグ3連覇へ大きく前進した。

 パリサンジェルマンは前半2分、右サイドからのDFオーリエのクロスをカバニが左足で合わせて先制。同18分にはペナルティーエリア内でパスを受けたイブラヒモビッチが、フェイントで相手DFをあっさりかわして左足で蹴り込んで2点目をゲットし前半を折り返した。

 後半に入るとゴールラッシュが始まり、まずは7分、イブラヒモビッチのワンタッチパスをカバニが左足で豪快に決め、同11分には角度のないところからのイブラヒモビッチの技ありの浮き球クロスをDFマクスウェルが頭を合わせ、さらに同25分、FWの素早いリスタートからカバニが右足で決めハットトリックを達成。そして同45分、イブラヒモビッチが倒されて得たPKを自らが右足でゴール左へ突き刺して6点目を奪った。

 パリサンジェルマンは22勝11分け3敗で勝ち点を77まで伸ばし、2位リヨンに暫定6差とした。リヨンが9日のカン戦に敗れると、2試合を残して得失点差でリードしているパリサンジェルマンの優勝が決定的となる。