チリ警察は17日、サッカーの同国代表MFで、地元開催の南米選手権で主力として活躍しているアルトゥロ・ビダル(ユベントス)を、酒気帯び運転で逮捕したと発表した。ロイター通信などが伝えた。

 ビダルは16日に夫人とカジノへ出かけ、帰りに衝突事故を起こした。関係者によると本人を含め3人が軽傷を負った。釈放後に記者会見し「自分の行為を恥じている。選手仲間やファンに謝りたい」と謝罪した。

 チリは19日にボリビアと対戦するが、AP通信によると、サンパオリ監督はビダルをこのまま大会でプレーさせるとしている。

 ビダルは南米選手権1次リーグ2試合でチーム最多の3得点を挙げている。所属するユベントスでは欧州CL決勝進出に貢献した。