スタメン復帰したFWメッシが2ゴール1アシストの活躍を見せ、バルセロナ(スペイン)がホームでローマ(イタリア)に6-1で快勝し、首位通過を決めた。

 21日のRマドリード戦で途中出場し、2カ月ぶりにピッチに立っていたメッシがこの日はフル出場。FWスアレスのゴールで1点をリードした前半18分、DFアウベスの浮き球パスへ走り込み、飛び出してきた相手GKの頭上をふわりと越える左足ループシュートでゴールネットを揺らし、9月20日のレバンテ戦以来のゴールを決めた。前半終了間際にスアレスの技ありの右足ミドルシュートで3-0となった後半11分にはスアレスのパスを受けて抜け出し、冷静なラストパスでDFピケのゴールをアシストした。その3分後にはFWネイマールの折り返しをワンタッチでスアレスが流したボールをダイレクトで左足シュート。これは相手GKにはじかれたが、こぼれ球を難なく左足で流し込んでチーム5点目を奪った。

 試合前にレーバークーゼン(ドイツ)がボリソフ(ベラルーシ)と1-1で引き分けていたため、バルセロナはすでに12大会連続の決勝トーナメント進出が決まっていたが、この勝利で勝ち点を13と伸ばして首位突破を決めた。