リバプールは、残留争いの渦中にいる16位のエバートンに0-2で敗れ、「マージーサイドダービー」で痛恨の黒星を喫した。

首位アーセナルとの勝ち点差が3、2試合消化が少ない3位のマンチェスター・シティに勝ち点1差に迫られ、優勝が極めて厳しくなった。日本代表主将のMF遠藤航は後半18分から出場した。

リバプールは前半27分、セットプレーの流れからクリアミスも絡んで失点。後半13分には、右コーナーキックから失点した。ボール保持率は77%と主導権を握り、シュート数も相手の16本に対し23本。枠内シュートも7本あったが、相手GKピックフォードの好セーブもあり無得点に終わった。

試合後、DFファン・ダイクは「本当にすべてを出し切ったのか。本当にリーグ優勝を望んでいるのか。前半は、決めるべきチャンスがあったと思うが、結局は自分たちの力が足りなかった。あらゆる意味で、もっともっと良くしなければならない」と厳しかった。

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