元日本代表GK川島永嗣(32)が3日、自身のブログで労働許可証発行のめどがついたこと、3日に長男が誕生したことを報告した。

 川島は11月初旬にスコットランド1部ダンディー・ユナイテッドと契約合意したが、労働許可が下りず約1カ月、自主練習を続けてきた。破談危機も報じられたが「今ようやくビザの件も見通しがつき、本契約に向けての運びになっていくと思います」と明かした。「ここまでの道のりは長く、決して平坦ではなく、そこにどんな意味を見出せるのか自分でも分からなくなる時期もありました」と振り返り「しかしながら、もし意味すらないのであれば、それを意味あるものにできるのも自分自身でしかなく、自分の中だけでなく、周りの存在にも気づくことができたなら、それがさらに大きな意味を持つのではないかと思います」とつづっている。

 また、プライベートでは3日に長男が誕生したことを報告。夫人が日本で出産し「ビザの見通しがついた今、監督とも相談して、家族に会うために一時日本に帰国しようと思います」と近日中の来日を明かし「これから心新たに、より大きな責任感とさらなる大志を持って、守るべきもののためにさらに前へ突き進んでいきたいと思います」と心境を述べている。