独ビルト紙は18日付で、右足第5中足骨折からの復帰をめざすハノーバーMF清武弘嗣(26)の現状について報じた。

 最下位ハノーバーが残留するために復活が欠かせない清武は17日のチーム練習を問題なくこなしたという。

 ビルト紙によると、清武はピッチ上ではリラックスした雰囲気で「痛みはもうない。足のほうはもう大丈夫。トレーニングで少し疲れてはいます。長い間離れていたから」と話した。

 清武の最後の試合は昨年11月6日のヘルタ戦。清武離脱後、ハノーバーはインゴルシュタット戦以外、勝利していない(8敗)。清武は開幕時にも負傷で離脱していたが、ここまで9試合の出場で3ゴール4アシストを挙げている。計7点に絡んでいるのはチームトップの成績だ。

 しかし次節21日アウクスブルク戦に間に合うかは不明。清武は「もちろん僕はチームをできるだけすぐに助けたい。ひょっとしたらアウクスブルク戦でも。僕としてはプレーしたいけど、決断するのは監督です」と話した。

 シャーフ監督は「90日間戦列を離れていた。チーム、そして自分自身の助けになるフォームを取り戻すための練習が必要」としている。

 残留圏最下位15位アウクスブルクとの勝ち点差は7。清武は「状況はすごく難しい。また上に上がってこれるようにすべてをやらないと。あきらめたりはしない」と意気込んでいる。