FW岡崎慎司が見事なオーバーヘッドシュートで決勝ゴールを決め、首位レスターがホームでニューカッスルを1-0で下し、2位トットナムとの差を5として優勝へまた1歩近づいた。

 前半25分、右サイドから放り込まれたFKがゴール前でクリアされたボールがつながれ、最後はFWバーディーの折り返しを瞬時の判断で決めた。「早めに反応したら、ぽっかり空いた。入ったかどうかもあまり分からなかった。歓声で入ったと分かった。まさかこんな形で決まるとは」とゴールシーンを振り返り、「今は、入ったんかぁっていう感じですが、すげーって50回くらい見返すと思う」と笑った。

 試合前は「風邪でめっちゃしんどかった」という岡崎だが、「点を取ろうと思ってたので内緒にしていた」という。オーバーヘッドでの得点がホーム初得点となり、「長かったですが、忘れられないゴールになるんでしょうね」と喜びをかみしめた。

 ラニエリ監督は「良いゴール。ファンタスティックだった。(だが)彼がゴールを決めたから重要なわけではない。シンジはチームの一部で、彼はいつも一生懸命プレーする。今日は得点を決めて素晴らしいが、彼はシーズンを通して素晴らしいパフォーマンスを見せてくれている」と評価した。