FW本田圭佑が所属するACミランは、ホームでラツィオと1-1で引き分けた。

 前半15分にセットプレーから失点して先制されたACミランは同15分、右サイドでパスを受けた本田が相手DFを背にしながら中央へ縦パス。これをルイスアドリアーノがポストになってキープし、走り込んできたバッカに落とし、バッカが右足で蹴り込んで追いついた。

 右サイドで先発した本田は、後半19分に左サイドからのクロスを左足シュートしたがクロスバーを越えた。同23分には右サイドから好クロスを上げ、ボナベントゥーラが右足ボレーで狙ったが相手GK正面で勝ち越し点は演出できず、同39分に退いた。

 ACミランは13勝10分け7敗の勝ち点49で6位。

 ミハイロビッチ監督は「また大きなチャンスを失ってしまった。常にこの状態から抜け出せないでいる。今日だけでなく、ここ何試合かゴールを入れるのに必要なマリーシアや決定力が足りない」と、ここ3試合白星のないチームを嘆いた。本田とボナベントゥーラは疲れているかと問われると、「もちろん彼らは長く試合に出続けているので、多少疲れているということはあるだろう。しかしこの2人の代わりになる選手はいない。特に今日は守りにも手を貸していたが最後の何メートルかで精彩に欠けていた。しかしコンディションがいいうちは彼らがプレーし続けなければならない」と話した。