3位Rマドリードは、アウェーで首位バルセロナとの「クラシコ」を2-1で制した。0-1の後半17分にFWベンゼマの得点で同点とし、同40分にエースFWロナルドが決めた。バルセロナの公式戦無敗記録は39で止まった。

 試合を決めたのはやはりエースのロナルドだった。後半38分に退場者が出て、数的不利で迎えた同40分。カウンターからFWベールの右クロスを胸でトラップし、右足シュートでGKの股を抜いた。Rマドリードがアウェーの「クラシコ」で逆転勝利するのは1965年以来。フェイスブックに「(Rマドリードの)すべての人にとって最高のゲーム。ともに祝おう」と喜びをつづった。

 この勝利でロナルドはRマドリードで公式戦通算250勝(出場339試合目)に到達。指揮官として初の「クラシコ」を終えたジダン監督は「何よりも結果に満足。選手が見せてくれた働きを誇りに思っている」と選手を称賛した。残り7試合でバルセロナとの勝ち点差は7。何とか優勝争いに踏みとどまった。(山本孔一通信員)