セビリアMF清武弘嗣がリーグデビューとなるエスパニョールとのホームの開幕戦で1ゴール1アシストを決めてフル出場し、チームの勝利に貢献した。

 清武は右MFで出場し、1-1と同点の前半22分、右CKをキックしてFWペレスの勝ち越しゴールをアシスト。5-3とリードした後半29分にはペナルティーエリア右へ走り込んでMFバスケスのラストパスを右足で流し込み、リーグデビュー戦でスペイン初ゴールをマークした。

 清武は「(得点シーンは)ムド(バスケス)がずっとためてくれ、頼む出してくれと思いながら走った。出してくれて、あとはもう流し込むだけだった。今日は結構ボールが来た。相手もあまりプレッシャーにこなかったし、ある程度好きなようにやれた」と攻撃に関しては満足だった様子。4失点目に絡み「僕の1つのミスで、ほんの少しだけ向こうに流れを持っていかれてしまった。本当に申し訳なかった」と反省したが、「絶対に勝たないといけないという常勝チームに自分は初めてきた。だから、そう言う意味で良いプレッシャーがある。今日はよしとしたい」と、6-4と乱打戦ながら勝ち点3を奪った開幕戦を振り返った。