サウジアラビアがホームでUAEに3-0で快勝し、首位に浮上した。

 0-0で迎えた後半28分、相手陣のセンターサークル付近からのMFアルファラジュ(アルヒラル)のロングパスを、ペナルティーエリア内からFWアルムワラド(アルイテハド)が右足ボレーを鮮やかに決めて先制し、その6分後には相手のキックミスを拾ったカウンターから、最後はMFアルアビド(アルヒラル)が左足でゴールネットを揺らして追加点を奪った。さらに同ロスタイムにはMFアルシェフリ(アルナスル)がゴール左からのFKを左足で直接沈めてダメ押しした。

 前節まで首位のオーストラリアはホームで日本と1-1で引き分けた。前半5分にカウンターからFW原口(ヘルタ)に先制点を奪われたが、後半7分にMFジェディナク(アストンビラ)がPKを決めて追いついた。

 イラクはホームでタイに4-0で圧勝し、初勝利を挙げた。FWアブドゥルラヒム(アルザウラー)が4得点を挙げる活躍を見せた。

 B組はサウジアラビアが3勝1分けで勝ち点を10に伸ばして首位に浮上。2勝2分けのオーストラリアは2位に後退した。2勝1分け1敗で勝ち点7の日本が3位に浮上。2勝2敗で勝ち点6のUAEは4位に後退した。

 次節は11月15日に行われ、日本-サウジアラビア、タイ-オーストラリア、UAE-イラクの対戦。

 W杯本大会へは各組上位2チームが自動的に進出。各組3位がアジア地区プレーオフを戦い、勝者が北中米カリブ海地区4位と大陸間プレーオフを戦う。