ACミランFW本田圭佑が今季初先発を果たしたが、チームは退場者を出しアウェーでジェノアに0-3で敗れた。

 勝利したユベントス戦から中2日となったACミランはFWスソ、DFアバテがベンチスタートとなり、本田は右サイドに入ったが不発に終わり0-1とリードされた後半17分に退いた。試合後はまっすぐバスに乗り込み、コメントも残さなかった。

 前半11分、MFリンコンの低い弾道のクロスをMFニコビッチが頭で押し込んでジェノアが先制。後半11分にはDFパレッタがMFリゴーニに対する危険なタックルで一発退場となり、ACミランは数的不利となり、バッカに代えてDFゴメスを投入。さらに本田を下げてスソもピッチに送り出した。しかし同33分、MFラゾビッチのクロスがMFクツカのオウンゴールを誘って2点目を奪われ、同41分にもDFロマニョーリがFWパボレッティを止めきれずダメ押し点を許した。

 ACミランのモンテッラ監督は「選手をターンオーバーして、負けるときは常に監督の責任だ。しかし私は悔やんではいない。ジェノアのサイド選手は攻撃力があるので、私は彼らを選んだ。よく考えて選んだことだ。彼らはよくやった」と話した。

 リーグ戦の連勝が3で止まったACミランは6勝1分け3敗の勝ち点19で、ローマと並び暫定で2位。ジェノアは4勝3分け2敗の勝ち点15で暫定5位。