混戦のB組はナポリ(イタリア)とベンフィカ(ポルトガル)が16強による決勝トーナメント(T)に進出した。勝ち点8で並んでいた両者の直接対決は、ナポリが2-1で勝って首位通過。同7のベシクタシュは2人の退場者を出して敗れた。

 ナポリは後半の交代策で試合を動かした。12分に3トップの中央に入ったメルテンスが、3分後に巧みなパスを相手DFの背後に送って先制点を演出。34分にはドリブル突破からゴール左隅を射抜いて「ベンチにいても集中していた。チームを助けられてうれしい」と喜んだ。サリ監督は「B組内で最強のチームが1位になった。首位通過はクラブとしても初めてで、その点でも歴史的」と納得顔だった。