FW宇佐美貴史(24)の所属するアウクスブルクは、暫定監督だった37歳のマヌエル・バウム氏の正式な新監督就任を決めた。バウム新監督は「冬期休暇に入る前のわずかな時間だったとはいえ、チームとの仕事は非常に刺激的で、ものすごく楽しかった。それだけに監督として今後もその仕事を続行することができるのはうれしい」とコメントした。

 契約期間については発表されていないが、チームマネージャーのロイター氏は「長期的に共同作業をしていきたい。バウムは我々クラブにとって、アウクスブルクの哲学を実践し、さらに発展させるための正しい監督だと確信している」と話している。

 バウム新監督は今月14日にシュスター前監督とコーチらが解任された後を受け、チームを指揮。17日のボルシアMG戦で宇佐美を今夏の移籍後初めて先発起用している。フィジカル重視だったシュスター監督が去ったことで、宇佐美の出場機会は増えそうな状況だ。