FW岡崎慎司が所属するレスターはホームでサンダーランドを2-0で破り、リーグ戦5連勝とした。

 岡崎は5試合連続でスタメン出場したが、得点には絡めず0-0の後半17分に退いた。その岡崎に代わって出場したFWスリマニが同24分、左サイドのからのFWオルブライトンのクロスに頭を合わせて均衡を破り、同33分にはオルブライトンが中盤でのルーズボールを拾って左サイドを駆け上がってクロス。これをエースFWバーディーがワントラップから鮮やかな左足シュートを決めて突き放した。2アシストとなったオルブライトンも後半17分に投入されており、交代がズバリとはまった格好となった。

 岡崎は「今日のクオリティーだったら仕方ないかなって感じはします」と交代には納得した様子で、危機感が出たかと問われても「全く思わないですよ。僕がいたらない部分だと思う。健全な競争は必要で、その中で自分が結果を出せばいい。バーディーが絶対的な存在の中で、あとの1席の取り合いかなってというところはある」と、ポジションの奪い合いは望むところだと力強く話した。

 シェークスピア監督は交代の2選手が得点に絡んだことに関して「今日の交代に関して、インパクトを与えられたことを嬉しく思う。それを望んでいたからね。間もなく先制点が決まった。両選手の試合への関わり方は、素晴らしかった。イスラム(スリマニ)は、我慢強くいる必要があった。彼は、他の選手同様いら立っていたからね。ベンチからピッチに入って、ゴールを決めるのは素晴らしいね」と喜んだ。

 レスターは5連勝で勝ち点を36とし、暫定10位に浮上した。