ブンデスリーガ・シャルケDF内田篤人(29)とケルンFW大迫勇也(26)が、故郷で自らプロデュースするコンディショニングラボを6月17日にオープンさせる。

 9日、2人が所属事務所を通して発表した。内田は静岡市の静岡駅近郊に「ウチダラボ」を、大迫は鹿児島市の鹿児島中央駅近郊に「オオサコラボ」を構える。

 ラボは整骨院とトレーニング施設を備え、身体のトータルケアを考えたコンディショニングサービスやオリジナルプログラムのトレーニング事業が軸。若い未来のアスリートへけがの回復や防止法、パフォーマンス向上などをサポートするほか、身体を整えたい一般の人もサポートしていく。

 内田は15-16年シーズンにけがで1試合もピッチに立つことができなかった経験を挙げ「ケガをしてしまった時のケア、ケガを予防するための体の使い方などをきちんと提供できる場所を作りたいという思いで、このラボを作ることに決めました。部活生がウッチーラボ行こうよ、なんて話している姿を今から想像しています」とコメント。大迫は、ドイツでプレーする中で海外の選手に勝てるよう個人的にトレーニングを続けてきた。大迫は「僕自身が効果を実感しているトレーニングを鹿児島の皆さんにも還元したい、地域の皆さんが気軽に足を運べてトレーニングできる環境をつくりたいという気持ちでオオサコラボを作ります」と話している。