ブンデスリーガで得点王に輝いたドルトムントFWピエールエメリック・オバメヤンは、27日のドイツ杯決勝フランクフルト戦がおそらくドルトムントでの最後のプレーとなると、26日に独紙ビルトが報じた。

 リーグ最終戦のブレーメンとの試合後にオバメヤンは、決勝戦前にクラブの首脳陣であるハンスヨアヒム・バッツケ、ミヒャエル・ツォルクとの話し合いをもつと話していた。

 ビルト紙の情報によると、今週初めにオバメヤンは首脳陣に今夏でドルトムントを去りたい旨を伝えたという。行先はまだオープンな状態。

 オバメヤンには中国の天津が8500万ユーロ(約106億円)のオファーを出しており、またパリサンジェルマン、ACミランも獲得に動いている。移籍金が合えば移籍は許可される。バッツケはすでに以前から許可を出していたという。

 天津移籍の場合、週給で50万ユーロ(約6250万円)。パリSGは年俸1400万ユーロ(約17億5000万円)、ACミランは1200万ユーロ(約15億円)を提示しているようだ。

 ドルトムントはすでに後継者獲得に動きだしている。サンプドリアのパトリック・シックが候補に挙がっている。シックは今季11ゴール2アシスト。シック獲得にはチェルシー、リバープールも興味を指名している。移籍金は1500万ユーロ(約18億8000万円)前後とみられている。