MF香川真司が所属するドルトムントは、ホームでMF長谷部誠が所属するフランクフルトを3-1で下した。

ドルトムントは前半36分、左CKからのこぼれ球をDFディアロが左足で押し込んで先制。後半23分に同点に追いつかれたが、同27分、右クロスをフランクフルトから移籍のFWボルフが右足で決めて勝ち越し、同43分にはバルセロナから移籍のFWアルカセルが左足ミドルシュートを決めて突き放した。

香川はリーグ戦3試合連続でベンチ入りしなかったがスタジアムに来ており、試合後のベンチで出番のなかった長谷部と笑顔で話し合う姿が見られた。長谷部は「シンジとは近況を話したり、いろんな話をしました。ドルトムントでメンバーに入らないのと、フランクフルトで試合に出ないのとは次元が違う。ドルトムントのほうが競争は激しい。でも今日見ててドルトムントに何が欠けているかっていうのは、見てる人は感じると思う。我慢をする時かもしれないですけど…。(お互いに)励まし合いながら。そんな話をしました」と語った。

ドルトムントは2勝1分けの勝ち点7で暫定1位。(鈴木智貴通信員)