イタリア代表FWマリオ・バロテリ(28)がマルセイユ(フランス)入りすることが発表された。

契約は今季終了までで、日本代表DF酒井宏樹(28)と同僚になる。バロテリはインテルミラノ、マンチェスターC、ACミランなどでプレーし、ニース(フランス)では一昨季15点、昨季18点を挙げる活躍。マンチーニ監督就任によってイタリア代表にも復帰していた。

昨夏にはマルセイユに移籍希望もかなわず、それが精神的に影響してか、今季は無得点に甘んじ、昨年末に契約解除となっていた。バロテリはピッチ内外で型破りな振る舞いが目立ち、「悪童」の異名も。欧州メディアによると、今回の契約に「チームの和を乱さないこと」の条項があるという。本人は会見ですぐにも試合に出たい意欲を示したが、ガルシア監督は約1カ月練習から離れていることなどから慎重な構えだ。