ボルフスブルクへ移籍する神戸の日本代表FW大久保嘉人(26)が4日、関西空港発の航空機でドイツへ向けて出発した。

 同日早朝、出発前の関西空港内で会見に臨んだ。

 黒のジャケット姿で会見場に現れた大久保は「前回(マジョルカに)行った時より気持ちは落ち着いている。プレースタイルも気持ちも変わった。焦らずに(移籍を)考えたし、今の自分のプレーをどれだけ向こうでできるかを試してきたい。(マガト)監督からはスピードを出してほしいと。ウラに飛び出す動きを期待していると言われた。あとはゴール。ゴールが求められていると思う」と前向きに話した。

 大久保は05~06年にマジョルカに在籍し、今回が2度目の欧州挑戦。C大阪を経て2年間在籍した神戸に対しては「神戸には感謝している。セレッソから移って、実際に成長できた。これからはドイツで結果を出さないといけない」と話した。

 今後は5日に現地でメディカルチェックを受け、翌6日に正式契約を結ぶ予定になっている。

 [2009年1月4日18時13分]ソーシャルブックマーク