UEFA杯は決勝トーナメントに突入し、18、19日に1回戦第1戦、26日に第2戦を行う。FW大久保嘉人とMF長谷部誠が所属するボルフスブルク(ドイツ)はパリSG(フランス)と対戦し、MF松井大輔のサンテティエンヌはオリンピアコス(ギリシャ)と当たる。

 ボルフスブルクは得点源のブラジル人FWグラフィチが右ひざのけがで戦線離脱。日本代表の2人には得点に絡む活躍を期待したい。パリSGは国内リーグ2位と好調で、MFマケレレ、FWジュリら経験豊富な選手が多く、苦戦は免れない。

 松井は14日の国内リーグ戦を左足首痛で欠場したが、得意とする個人技の揺さぶりは武器となるはず。オリンピアコスはアルゼンチン人FWガジェッティを軸に国内リーグではトップを快走中。UEFA杯の1次リーグでは4試合9得点と攻撃陣が波に乗っており、松井らには手ごわい相手となる。

 MFベッカムが先発に定着したACミラン(イタリア)はブレーメン(ドイツ)と対戦する。連覇を狙うゼニト(ロシア)はシュツットガルト(ドイツ)とぶつかるが、移籍で抜けたFWアルシャビンの穴を埋められるかに注目したい。(共同)

 [2009年2月17日17時5分]ソーシャルブックマーク