CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(23)が、31日(日本時間4月1日未明)の欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦・インテル戦に向け、ミラノ市内の敵地サンシーロスタジアムで最終調整を行った。現地入りした前日29日の初練習で左足首を負傷。日本人初となる大一番への出場が危ぶまれていたが、スパイクを履いて元気にピッチに姿を現した。

 豪雨の中で行われた練習は最初の15分だけを公開し、その後は完全非公開となり、決戦に向けた緊迫感が漂ってきた。本田は約1時間の練習でフルメニューを消化。精力的にシュート練習までこなした。セリエAで首位を走る強豪インテル戦は、持ち味を存分に行かすことができるトップ下で強行先発する可能性が高くなった。

 本田は「今日、練習ができたので大丈夫です。もう問題はない。個人的には集中するだけです」と闘志を燃やした。

 [2010年3月31日19時9分]ソーシャルブックマーク